はじめに
「投資で人生を変えたい」
そう思って個別株投資を始めた私は、一時期資産が2000万円近くまで増えました。
毎月40万〜50万円の利益が出て、「このままいけば会社に頼らなくてもいい」と本気で思っていました。
しかしその数ヶ月後、資産は100万円まで減少。
元手500万円から、最終的に−400万円の損失を出しました。
・損切りができない
・ナンピンを繰り返す
・感情でトレードする
当時の私は、負けるべくして負けていました。
この記事では、私の失敗の全てと、そこから立て直した方法を具体的に解説します。
同じ失敗を防ぐために、かなり踏み込んで書いています。
個別株で資産2000万円まで増えた理由
私が個別株を選んだ理由はシンプルです。
「早く資産を増やしたかったから」です。
本業の収入に不満があったわけではありませんが、周りと比べて焦りがありました。
コツコツではなく、一気に増やしたいという思考でした。
結果として、最初はうまくいきます。
毎月40万〜50万円ほど利益が出るようになり、資産も順調に増加。
この成功体験が、後の失敗を大きくしました。
「自分は投資が上手い」
そう思い込み、より効率を求めて信用取引に手を出します。
メタプラネットで資産が一気に増えた
2025年5月〜6月、メタプラネットの株価が急騰しました。
私はこの銘柄に大きく資金を入れており、信用取引も使っていました。
気づけば資産は2000万円近くまで増加。
元手500万円からここまで来たことで、完全に冷静さを失っていたと思います。
「まだ上がる」と信じて疑いませんでした。
損切りできずに崩壊した理由
その後、株価は急落します。
ストップ安やじり下げを繰り返し、最終的に70%以上の下落。
それでも私は売ることができませんでした。
「また上がるはず」
「ここで売ったら損になる」
そう考えていたからです。
さらに悪いことに、高値圏でナンピンを繰り返しました。
平均取得単価は上がり、リスクはさらに拡大。
過去に「損切りした後に急騰した経験」があり、置いていかれる恐怖もありました。
その結果、完全に判断を誤りました。
資産2000万円→100万円になった現実
資産が1000万円を切った段階でも、まだ冷静な判断はできていませんでした。
「ここから戻る」と信じていたからです。
しかし現実は違いました。
信用取引により資金余力は減少し、最終的には底付近で強制的に売却。
さらに取り返そうとしてデイトレードに手を出し、損失は拡大。
口座残高を見たとき、頭が真っ白になりました。
2000万円あった資産が、100万円になっていたからです。
投資で大損したときのリアルな感情
この時期は、正直かなりきつかったです。
まず感じたのは、強い不安でした。
「これから生活できるのか」という恐怖が常にありました。
当時は結婚も控えており、パートナーにどう伝えるかを毎日考えていました。
食欲も落ち、何をしていても気が休まらない状態でした。
日常生活にも変化が出ました。
コンビニでの買い物ですら、数十円を気にするようになりました。
小さい金額で悩むことに嫌気がさしてきたことがきっかけに、私は再スタートをきりました。
現在では個別株や積立投資をバランスよく組み合わせながら運用しています。
私が立ち直るために行ったことの全てを以下の記事で記載していますので、よければご覧ください。
個別株で大損したらどうする?資産2000万→100万から立て直した全手順個別株で失敗した原因【結論】
今回の失敗には、明確な原因があります。
・損切りルールがなかった
・利確の基準が曖昧だった
・一つの銘柄に資金を集中させた
・信用取引でリスクを取りすぎた
・感情でトレードしていた
特に致命的だったのは、「ルールがなかったこと」です。
利益は伸ばしすぎ、損失は切れずに拡大。
このパターンに完全にハマっていました。
同じ失敗を防ぐための具体的ルール
ここはかなり重要です。
私が今実践しているルールを紹介します。
資産配分
積立投資:個別株=7:3(または8:2)
利確ルール
・+10%で25%売却
・+20%でさらに一部売却
・+30%で全て売却
損切りルール
・−10%で一部損切り
・−20%でさらにカット
・−30%で撤退
重要なのは、これを「機械的に実行すること」です。
感情を挟むと、ほぼ確実に失敗します。
投資スタイルを変えて安定した理由
大きな損失を経験して、私は考え方を変えました。
会社員として働きながら、個別株で安定して勝ち続けるのは難しい。
そう感じたからです。
そこで、積立投資を軸にすることにしました。
現在は、積立投資7割、個別株3割のバランスで運用しています。
積立額は月5万〜8万円ほどです。
個別株は完全にやめたわけではなく、余剰資金で小さく運用しています。
これにより、大きく負けるリスクを抑えつつ、リターンも狙える形にしました。
なぜ積立投資から始めるべきなのか
これから投資を始める人は、まず「負けにくい仕組み」を作るべきです。
個別株は大きく稼げる可能性がありますが、その分リスクも高いです。
一方で積立投資は、時間を味方につけて安定的に資産形成ができます。
私自身、大きく失敗して初めてその重要性に気づきました。
以下の記事では積立投資の具体的な始め方や実績なども公開しております。詳しく解説していますのでご覧ください。
投資初心者が月20,000円で始めた結果|実績公開とリアルな体験談先にこちらを読んでおくと、無駄な遠回りをせずに済みます。
実際に使っている証券口座と理由
私は現在、楽天証券と楽天カードを使って積立投資をしています。
この組み合わせにしている理由はシンプルです。
・自動で積立できる
・ポイントが貯まる
・仕組み化できるので感情に左右されない
過去の自分は、すべてを自分の判断でやろうとして失敗しました。
だからこそ今は、「自動化」を重視しています。
同じように安定した運用をしたい場合は、この環境を作るのがおすすめです。
【初心者向け】楽天証券の始め方|口座開設から投資信託の選び方まで完全ガイド 【初心者向け】楽天カードで年間2〜3万円の資産形成は可能?実体験と具体的なやり方を解説この2つを整えるだけで、投資の土台はほぼ完成します。
まとめ
今回の経験を通して強く感じたのは、一気に資産を増やそうとする危険性です。
短期間で大きく稼ぐことは可能ですが、その分リスクも大きくなります。
そして一度崩れると、取り返すのは簡単ではありません。
大切なのは、
コツコツ増やす仕組みと、リターンを狙う投資のバランスです。
焦らず、長期的に資産を積み上げていくこと。
それが結果的に一番の近道でした。
もし過去の自分に一言言えるなら、こう伝えます。
ルールを決めて、それを守れ。
そして、一つに賭けるな。
同じ失敗をする人が、少しでも減れば嬉しいです。

